Stop!交通事故

はじめに

こんにちは。私は以前、自動車販売会社で働いていて、いまは損保会社で働いている30代前半の男性です。それが先日、交通事故に遭いまして・・・(ー。ー;)もらい事故なんですけど、人生で初めての本格的な事故でショックでした~~~。いままで自動車や保険の会社で働いていても、交通事故ってどこか他人事のような気がしていたんですけど、まさか自分が交通事故の当事者になるとは夢にも思っていなかったので・・・。この事故では、私は停止していたので一切非はなく、すべて相手の責任のもと、車の修理と通院費用などが支給されました。そして幸い、怪我は軽いムチウチだけで済んだのですが、車は破損、代車はカッコ悪い車・・・。車好きの僕としては、もう最悪です。いつ自分が当事者になるかわからない事故、このショックを忘れないうちに、交通事故についての様々な知識をまとめておきたいと思います(泣)

交通事故について

交通事故は不意に起こるものですよね。でも、交通事故にあったとき、あなたならどのように対応しますか!?自分で言うのもなんですが、僕は保険会社に勤めているので、非常に冷静に客観的に対応できたんですよね。でも、そういった知識がゼロの場合、絶対焦ってしまうと思うんです。ですので、交通事故に遭ったときの適切な対応をまとめておきますので、ぜひ参考にしてください!!!

交通事故に遭った時の対応

予想もしていないときに起こる交通事故ですが、一番大切なのは焦らないこと、落ち着いて客観的に行動することです。そして、事故直後に、きちんと証拠や情報を集めておきましょう!!!

(1)警察へ通報します
交通事故をおこした加害者から警察へ通報するのは当たり前のことですが、相手がきちんと警察へ連絡してくれなさそうであれば、自分で警察にさっさと電話してください(^^;)事故後の対応はスピードが命です。状況証拠がどんどん薄れていってしまうので、素早く警察を呼びましょう!!警察を呼ぶのは、交通事故証明書を取得する際の記録の根拠とするためです。交通事故証明書は仮渡金の請求などで必要となるので大切ですよ。また、後日実況見分を行う際に使うので、事故を警察に記録しておいてもらうのは必要不可欠なのです!!
(2)加害者の情報収集をします
警察へ連絡したら、さっそく加害者の情報収集を行います。警察が来るまでぼーっと待っているのではなく、自ら必要な情報を確保しておきます。以下の情報を集めておけばよいでしょう!!!
運転免許証を見せてもらいます
加害者の名前や住所など、身分がわかりますよ。
名刺をもらいます
勤務先の名前・住所・電話番号も必要になる場合がありますので、きちんと確保しておきましょう。もし業務中に従業員が事故を起こしたら、運転者だけでなく雇主も賠償責任を負うことがありますので名刺は重要ですよ。
自動車のナンバーをひかえます
自動車のナンバーをメモしてください。後日、陸運局で加害者車両の“自動車登録事項証明書(車検証)”を取得することができます。取得の際にかかる費用は300円(現在証明)です。
自動車登録事項証明書(車検証)を見せてもらいます
よくあるのですが、加害者側が運転していた自動車の所有者と実際事故を起こした運転者が違う場合があります。その場合は、所有者の情報を記録しておいてください!!運転者に賠償金の支払い能力がなかったとしても、所有者が賠償金を払うケースがよくありますので。例えば、所有者が父親で、事故を起こしたのがまだ20歳そこそこの息子、なんていう場合はこのケースに当てはまりますね~。こうゆうケースの事故、よ~くあるんですよね~。
加害者の自賠責保険会社、自動車保険会社を聞いておきます
事故を起こした加害者が保険に入っていれば、普通は保険から賠償金をまかないます。ですので、加害者の保険会社を聞くのを忘れないでください!!
事故直後の加害者との会話をメモ・録音します
事故から時間が経つと、だんだんと事故の記憶が曖昧になり、誰しも「自分は悪くなかったのではないか・・・」と思いこみたくなるんですね。特に事故の加害者の方はその傾向がありますし、気の良い被害者の方も、時間が経つと「もしかしたらこの事故、自分も少しは悪かったのではないか・・・」なんて発想になったりします。また、時間が経ってからお互いの事故状況についての言い分が食い違い、ぶつかりあってしまう、なんていうケースも、それはそれはよくあるんです(^^;)そうならないためにも、記憶が鮮明なうちに、事故直後の両者の言い分を記録したメモ・録音、事故現場の見取図、事故の経過、事故現場の写真などを残しておきましょう!!記録は賠償交渉が完全に終わるまで残しておいてくださいよー!!
(3)目撃者の証言収集
通行人など交通事故の目撃者がいれば、その証言をメモ・録音してください。その上で、警察に直接、目撃者から事故の真相を話してもらうのもOKです。その目撃者が承諾してくれれば、万が一トラブルになった際の証人になってもらうように頼み、氏名・住所・電話番号などを控えておいてください。こういった目撃者の証言は、交通事故の裁判においては非常に有効なので~。
(4)自分が加入している保険会社への連絡
自分の加入している保険会社へ交通事故の被害者になったことをあらかじめ報告してください。そうすると、保険会社も迅速に対応できますので~。(僕も保険会社に勤めているので、個人的にもこれは是非お願いします^^;)
(5)病院で診察してもらいます
事故の数日後に症状が悪化する場合もあります。事故直後はなんの異常もない、もしくは軽い症状だとしても、後々、思った以上に重い怪我になり得る可能性もありますので、必ず事故直後に病院で診察してもらってください!!

ひき逃げ事故に遭った時の対応

ひき逃げ事故なんてあり得ない・・・とお思いですか!?すっごく多いんですよ、特に夜中の交通事故の場合とか。目撃者もいない、いるのは相手と自分だけ、逃げてしまえばわからない・・・と、悪魔のささやきが聞こえるんですかね~~~(ー。ー;)でも、被害者の皆さま、泣き寝入りしないでください。きちんと救済手段はありますので、是非参考にしてください。以下のような手段がありますよ!!

政府保障事業を利用する
政府保障事業は、“ひき逃げ・無保険事故の被害者救済”手段です。ひき逃げ事故・無保険事故の被害者に対して、相手側から十分な賠償金を受け取れなかったときに、法律で定められた金額の範囲内で国土交通省がその不足額を負担する制度です。政府保障事業による保険金の支払の限度額は自賠責と同じ金額なんですけど、自賠責に比べると様々な条件が厳しくて、支払いまでに1年もかかるケースがあるんですねー。ただ、長い時間がかかってもきちんと補償してくれますので、知識を深める必要はあるとおもいますよ!
無保険車傷害保険を利用する
ほとんどの人が、きちんとした内容の保険に入っているかと言うと、残念ながらそういうわけではありません・・・。一般ドライバーの対人賠償保険の加入率は、約70%前後と言われています。残りの30%のドライバーが加害者となれば、当然、相手は保険金を支払うことができませんよね。このような状況を考えると、無保険車傷害保険は無駄な保険ではなく、十分考慮する必要のある自動車保険なんですよ!!
無保険車傷害保険とは?

無保険車傷害保険とは、自動車事故にあったときに相手側から、十分な賠償金を受け取れなかったときに、それを補うための自動車保険です。無保険車との間で交通事故が起こった場合、自賠責のみの賠償金でまったく足りないことも良くありますし、足りないどころか、加害者が逃げてしまえば全く賠償金が受け取れない状況になることだってありますよね。実際、この保険が稼動するのは被害者が死亡した場合、後遺症が残るような傷害を負った場合ですから、自賠責で全額まかなえるはずがありませんよね。このような賠償金の不足分が支払われる自動車保険が、無保険車傷害保険です。明日はわが身、自分にも突発的にこのような最悪な事態が襲い掛かることがあります・・・。自分が死亡したり、後遺症を負ってしまい、家族に金銭的な負担を課さないためにも、自分の身と家族の身を保険で備えてしっかり守りましょう!!!

無保険車ってなんだろう?

皆さん、無保険車とはどういった状況の自動車を指すかご存知ですか!?無保険車の条件は下記4つのうちいづれかに当てはまることをいうんですよ~。

(1)事故の加害者が、任意の対人賠償保険に加入していない場合。

(2)事故の加害者が、対人賠償保険に加入しているのだが、その加入保険額が被害者に支払う賠償金額に達していない場合。

(3)事故の加害者が、対人賠償保険に加入しているのだが、契約条件に違反した事柄があったりして、自動車保険会社から保険金が支払われない場合。

(4)ひき逃げなど、事故の加害者がわからなくなってしまった場合。

無保険車傷害保険の適用範囲

無保険車傷害保険は、被害者が死亡した場合や後遺症が残るような傷害を負った場合に適用されます。ですので、治るような傷害や怪我、また入院が必要でその間働くことのできないような場合、モノの損害などは、無保険者傷害保険の『適法範囲外』なのです。自賠責保険の賠償額は、死亡事故で最高3000万円、怪我の場合で最高120万円、後遺症などが残る場合は最高4000万円までが保障されますが、実際はこの金額ではまったく足りないのが現状で、満足に賠償金を受け取れない実情があります。そこで無保険車傷害保険に入っていると足りない分を補えるわけなのです(^^)